まとまりがなくてゴメンナサイ。朝鮮族の話
中国朝鮮族の女性職員が入社してきました。中途採用で年齢は３５歳。身長は低いけれども「美人、可愛い（中国人上司談）」という鳴り物入りで入社してきました。
まあ…確かに綺麗ではありますが、いわゆる中国的、朝鮮的な顔立ちです。現在開かれている平壌オリンピックに出ている北朝鮮の応援団的な綺麗さです。私は彼女の美醜に関しては「ふうん…」と言う感じでしたが、中国人男性３人は大騒ぎ。
「仕事もできる！」
と、外見以外もヨイショ。様々な案件を相談しに行く中国男たち。それを見ていたお局様たちは不愉快。中国女子たちは陰で彼女の悪口を言う始末。
ちょっと小耳に挟んでしまったのが…、
「バストアップブラばかり装着して、本当は小さいのにでかく見せているだけ」
「この前なんか右のおっぱいは大きいけど、左は随分小さかったわよｗ」
「あの人口だけで本当は仕事できてないじゃない！」
「あいつ中途なのに私達より給与高いらしいよ」
などと、中国人男が出払い、私と日本人職員（中国語ができない）だけになるとこういった陰口が聞こえてきます。時折、「でしょ！？爆丼！」と無茶振りされるので焦ります。
まあ、そんなことはさておき。
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中国の朝鮮族って北朝鮮にシンパシーあるのでしょうか？
私の同僚の中国朝鮮族たちに聞いたところ、そんなの全然ないとのことでしたが、北朝鮮・半島問題の討論会などを見ると、コメンテーターが北朝鮮有事の際、朝鮮族は北朝鮮につくという発言をされています。
半島危機が叫ばれてからというもの、中国、アメリカ、ロシア、韓国が北朝鮮に圧力をかけるという話も出ていますが、これだって今となってはそれほど現実的ではありません。それはともかくとして、中国が仮に北朝鮮を攻撃するとして…その際は北部戦区（旧瀋陽軍区）の吉林省あたりの朝鮮族が中国に反旗を翻すという話。
もちろん人民だけでは無理なので、北部戦区の戦力が中央の共産党に逆らうという話です。確かにこの一帯は習近平もあまり掌握しておらず、先の共産党大会前に人事異動などで戦区のトップクラスをすげ替えたようですが、それでも中央への忠誠心は疑問符がついている状況です。
とはいえ…あの朝鮮族がいざという時に北朝鮮を助けるとは思えないんですよね。
朝鮮人は古来より、事大主義で強いものに媚びへつらって生きてきました。中国の古代王朝の属国、近代では、清朝、ロシア、日本につこうとして半島はぐちゃぐちゃになりました。
コメンテーターは朝鮮族は北朝鮮にシンパシーを感じている。
とおっしゃっていますが、どうなのかなと。百歩譲って中国の朝鮮族が中国に反旗を翻すとしたら、中国が国連からもユダヤ資本からも見捨てられるほどの大悪事を行い、米、露が容赦なく中国をぶっ叩く時でしょう。強い方に就くのが彼らです。北朝鮮もロシアに同調して叩く時に、北部戦区は中央に逆らうかもしれません。
そもそも、朝鮮族ってお互いに見下し合い、嫌い合っています。
- 漢民族は朝鮮族を下に見ているし、朝鮮族は漢民族を嫌っている。
- 朝鮮族は北朝鮮人を見下しているし、一昔前までは脱北者を匿って不法就労させたり、嫁不足の朝鮮族の村に連れてきたり。多少の同情心はあっても、北朝鮮人を見下している人が多いようです。
- 北朝鮮人にとって中国の朝鮮族など裏切り者、半端者。あるいは、中国人の奴隷となっている可哀想な同胞というイメージです。
ついでに、朝鮮族は韓国人のことも毛嫌いしています。「偉そう、私達を見下している。性格が悪くて乱暴」などとよく聞きます。韓国人も朝鮮族を見下しています。
でもまあ、本当にいざという時になったら団結するのかもしれませんね。
朝鮮人、中国の朝鮮族、韓国人が表立って争うことはなかなかないと思いますが、難民が日本にやってくることだけはご勘弁いただきたいものです。
ただ、朝鮮半島といえども褒めるべき点があります。中国と陸続きであるチベット国、東トルキスタン共和国、南モンゴルなどは中国に侵略され、更に民族浄化されて大部分が中国のものとなってしまいました。昔から属国であり、本来であれば上記の３国よりも真っ先に吸収されて然るべきの朝鮮が、北と南に別れたとは言え国家としての体裁を保っているのは、ある意味奇跡といえるでしょう。事大主義で強いものに阿り続けることで曲がりなりにも独立を保っている…。強かさで言えば中国の方が朝鮮半島よりも遥かにしたたかであり、狡猾でありますが、２０００年近く属国となっている間に半島人とて中国から学んだのでしょう。
難しいことはわからないので、取り敢えず中途入社の３５歳朝鮮族女のおっぱいはバストアップブラのおかげで大きく見えているのかを確認してきます。
