中国にまたまた邪教が!全能神が本格的に始動

中国の邪教と言ったら法輪功が有名です。
私もこのニュース記事を見て初めて知りましたが、全能神なる新興宗教が台頭してきています。

内部統制が行き届いており、一度入信したら退会するのが難しい、いや不可能なようです。貧困層をターゲットに信者を獲得し、マヤの終末を利用してさらに人数拡大したとのことです。

以下、東京新聞の記事内容です。

中国 「邪教」信者増に苦慮 「全能神」背景に貧富の差拡大

【北京=白石徹】中国政府が「邪教」に指定するキリスト教系の新興宗教「全能神」が急速に信者を増やし、中国当局は対応に苦慮している。「巨大な赤い龍」(共産党のこと)を倒して新国家を樹立すると主張する全能神は、貧富の格差拡大を背景に勢力を伸ばしており、当局が対応を誤れば大きな社会不安を招く恐れもある。

 中国政府関係者によると、全能神の信者は現在、百数十万人に上り、「組織の規則は非常に厳しく、内部管理も徹底している」という。信者は貧しい農民や農民工(出稼ぎ労働者)が多く、省レベルの指導者から県レベル、末端組織の指導者まで細分され、安徽省や陝西省など少なくとも全国二十二省・直轄市に広がっている。

 全能神は脱退者を厳しく処罰する専門組織をもち、入会すると抜け出すのは難しい。中国当局が「一時は二百万人を超えていた」とする邪教指定の気功集団「法輪功」よりも強い組織力があり、映像や書籍を利用した宣伝も活発だ。

 さらに、信者になれば金銭が支払われ、別の入会者を紹介すると「激励金」を渡すシステムを確立させ、信者数は急増。中国当局の調べでは、農民工の信者らが帰郷や友人訪問などの名目で個別の家庭に入り込む形で布教するケースが多く、実態をつかむのは困難という。

 中国には「反邪教(カルト)法」がなく、刑法や宗教管理条例によって新興宗教の活動を規制。しかし、取り締まりには限界があるため、専門家は法律制定を求めている。


 ただ、法律が施行されれば、中国政府・共産党に反発する宗教組織は全て邪教扱いされ徹底的に弾圧される恐れが強い。中国の憲法は「信仰宗教の自由」を保障するが、実際は国家の管理下にある宗教団体の活動しか認めていない。

 中国内に六千万人以上いるキリスト教徒の三分の二は「地下教会」で信仰する非合法の信者で、取り締まりを受けている。

 迷信を含むさまざまな新興宗教が出現する中、中国政府は格差是正や反腐敗キャンペーンを続け、国民の不満を軽減させることで、新興宗教の活動を抑えるしか当面は打つ手がないのが現状だ。

<全能神> 1990年代に活動を開始したキリスト教系新興宗教。教祖は黒竜江省出身の趙維山(ちょう・いざん)氏で「大祭司」を名乗り、2000年に「邪教」指定された後、米国内で生活。中国当局は、全能神の活動資金は外国から提供されているとみている。12年末には古代マヤ文明の終末論を利用して信者を集め、反政府活動の疑いで幹部ら1000人以上が逮捕されたが、その後も信者を増やしている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013100402000114.html

中国の歴史を振り返ってみると、宗教団体が時の王朝を覆しそうになったことは何度もあります。


宗教団体が政権を取るまでには至りませんでしたが、三国時代の五斗米道、黄巾の乱もそうですね。

法輪功に全能神、そして共産党…。宗教団体が中国の主流派団体に大きな痛手を与えるのは時間の問題か…。

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