中国の鉄道はこわい?駅前の客引きたちに要注意
中国を旅する人にはもはや常識…。
かもしれませんが、中国に行ったことのない人にとっては中国の鉄道駅は油断のならぬところなのです。
日本だと、駅前は繁華街となっていて、目抜き通り、有名デパートが立ち並び、活気のある場所が多いですね。
中国も活気…というか殺気立っていますw
改札を通り表に出ると、すぐに客引き達がやって来ます。
ほとんどは旅館、ホテル、タクシーの客引きです。 私も18歳の時初めてバックパッカーで中国を旅をした時に、この迫力を味わいました。
「旅館」と書いたプラカードを持って突進。
地方都市の駅前は特に激しかったですね。ものすごい剣幕で泊まれ泊まれと喚き立てるもので、怒られているような気がしたものです。
旅行社の勧誘もありましたね。地方都市の郊外には大抵観光地があるものですが、そこへ行くバスの客引きもすごかった。
数人に囲まれて動けなくなったこともありました。
そうこうしているうちに、財布をすられたり、物を盗まれたりすると昔の地球の歩き方には書いてありましたw今でもあるでしょうね。あれだけ客引きが多いし、外国人っぽいなりをしているとすぐに食いついてきますから。
駅前も十分注意が必要なのですが、電車内、駅構内は更に気を引き締めなければなりません。
鈍行列車の硬座車両には貧乏人や農民しか乗っていませんし、無賃乗車をやらかす輩もたくさんいます。
あなたが硬座指定席を購入しても、
- 堂々と座っているこ汚いおっさん。
- 席の取り合いで喧嘩している中国人。
- おむつをつけていない赤ちゃんが、うんちを漏らしてしまい、床一面うんちだらけにon 真夜中2:00!!
- 鉄道公安が乗り込んで来るやいなや、慌てて座席の下の隙間に潜り込む農民のおじさん。
日本の電車みたいにおちおち寝られませんw
私の向かいに座った大学生が、私がうつらうつらしていると、眠らないように注意されました。寝ている隙に財布を盗まれないようにするためです。
もちろん、1,2時間は途切れ途切れに寝ましたけど、25時間の列車の旅は疲れましたね。
瓶ビールの空を窓から投げ捨てるしw
パリンパリン音がするのでその度に目を覚ましました。
で、またうつらうつらしていると・・・
ドスンっ!と、私のところに人がぶつかってきたので、慌てて目を開けると、額と鼻から出血しているおっさんが足元にぶっ倒れていました(゚д゚)
すぐに起き上がって、また殴り合いの喧嘩w
一体何事だ~!?いい大人五人がもみくちゃになって殴り合い。
乱闘騒ぎを聞きつけた鉄道公安がやって来て、すぐに散開。
わけがわかりませんw
これはほんの一例です。 車内は客層にもよりますが、危険地帯となることも稀ではないので身辺には十分ご注意ください。
車内設備は熱湯が出るタンク、く◎まみれの流れないトイレ。車内販売もあります。 熱湯があるのは便利です。日本の新幹線でもお湯はついていませんね。車内で食べたカップラーメンは美味しかったなあ。
車内販売はお菓子や飲料水、ツマミなどのほか、お弁当も販売しています。
お弁当は日本の駅弁のようにラッピングされたものではなく、ボールに入った惣菜がカートに乗せられてやって来ます。
駅構内でも注意が必要です。 ものすごい人数が吐き出されて身動きが取りにくく、「荷物を持ってあげる」と親切に声を欠けてくる人は要注意です。パクられる可能性大です。
もしくは、運んでやったのだから金をよこせと言ってくる人もいます。
改札を出た時によく目にするのが、無賃乗車をして公安に連行されている。もしくは、しばかれている人たちです。
公安の怒鳴りつけ方もすごいし、服を引っ張りながら連行するのは大迫力でした…。
私の知人の話ですが、中国を旅行中、駅構内のベンチで居眠りをしてしまい、目を覚ましたら財布とバッグが取られてしまっていたことがあります。
貴重品を抱えて寝ていたしても危険です。
外では絶対に寝ないことです!
最近は中国にも高速鉄道(新幹線)が普及し始め、ある程度の客層でないと乗れないシロモノになっています。身分証の提示も必要で、警備は固いです。
移動する時は飛行機か高速鉄道をおすすめしますw
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