学生の頃中国人の帰国子女に振られた話
惚れた女性が日本人ではなく中国人であった…。
私が中国人と付き合い始めたのは、中国に留学してからですが、中国人女性との絡みは留学前の学生時代にもありました。
中国語を勉強していた頃、中国語で会話をするべく中国人留学生と話をするよう心がけていました。彼らは日本に来たばかりの人も多く、日本語があまり上手ではありませんでしたが、お互い言語を学習するもの同士楽しく勉強していました。
留学生以外にも帰国子女というカテゴリーがあり、「日本人だけど親の都合で生まれも育ちも中国」だった人達です。
てっきり、中国でビジネスをしている親の元、現地の中国の学校に通っていた人達と思っていましたが、大半は残留孤児の方ばかりでした。
彼らは日本人とも中国人留学生とも距離をとっており、彼らだけで固まっておりました。 中国人留学生達は「残留孤児の連中は我々を馬鹿にしている」と言っていましたが、そのあたりはわかりません。当時は殆ど中国語を聞き取れなかったので…。
私は残留孤児のグループに接触を試み、とりあえず話せる程度の中にはなりました。 残留孤児の方はすでに3世ばかりで、クオーターの方が多かったですが、その中には「両親とも日本人、私は日本人よ」と言っている娘がいました。
明るい娘だったのですが、日本語で込み入った話になるとついていけなくなることがあり、彼女は中国語のほうが得意のようでした。
そんな彼女にだんだんと恋心を抱いている頃…彼女から「合コンしない？」と言われて、複雑な気持ちで了承。
私は友人3人を連れて、男４VS女４で合コンをしてまいりました。
合コンってのは本当に慣れません。 高校生の時に３回、学生１年次の時に１回やりましたが、それ以来やっていません。 社会人になってからの合コンなら話題があるのでしょうけど、学生時代って話題がしょぼくてあまり面白いものではありませんでした。
さて、合コンをしつつも私はその「帰国子女」の娘に惚れていたので、他の３人は目に入りませんでした。
友人３人はその娘と話してはいましたが、込み入った話もなく、上っ面だけの会話だったので単なる消化試合に終わったと思っていました。
合コンが終わってから数日後、私は思い切って帰国子女の娘に告白。
が、
「私…爆丼の友達のH君と付き合ってるのよｗ」
あははは～！と何故か高笑い。 彼女はちょっとけばい感じで、私は極普通の、派手な学生ではありませんでしたので彼女とは不釣り合いなのかな…などと思ったものです。
友人Hと付き合っていたことは癪でしたが、しばらくしてから、別に惜しくもない女だったなあ・・・と負け惜しみではなく思えたので、それほど心の傷として残ることはありませんでした。
数カ月後、友人Hから連絡があり、うろ覚えですが、会話を再現してみます。
「おい！爆丼！あの女日本人じゃなくて中国人だぞっｗ！話が違うじゃないか！」
「だから、中国育ちで中国語のほうが美味いんだろ…別にいいじゃないか」
「嫌だよ！中国語でべらべら自分の親と話しているしさ～、何言ってっかわからねえよ！」
「お前も中国語覚えろｗ」
「洒落にならねえよ～日本人かと思っていたのにｗ母親がATMの使い方がわからないから、群馬に帰って生活費を取りに行っているらしいぞ～。国籍も中国じゃん」
「別にいいだろ、そんなこと。で、うまく付き合っているのか？」
「別れたよ。あいつやたらと俺の金ばかり借りやがって、まだ１０万円返してもらってないんだよ。セック◎したけど、なんか汚いんだわ…」
「え？別れたの？何が原因で？」
「日本人じゃないってことと、金ばかり借りられるわ、セック◎はしたがらない。パンツもきたねえし、息も臭い。顔は可愛いけど、要所要所が汚いわけよ…」
こんな感じでございました。 ※H君は高校を卒業してからすぐに就職していたので、お金は学生よりも持っていました。
日本人じゃないってことよりも、嘘をつかれたことが嫌だったんでしょうね。私もこの時彼女が４分３以上が中国人であったとしりました。
残留孤児の方は相当苦労なさっていますし、慣れない日本生活、中学高校時代に日本に来たのでいじめや言語による障害で悩んだ人も多いはずです。
その辺りを理解しなければなりません。
まあ、ここで残留孤児について書くのは控えますが、友人も体目当て、顔目当てで付き合っていたようですし、彼女も学生よりもお金を持っている彼のお金目当てだったようですし、お互い様ですよね。
借金１０万円作ってばっくれるとはなかなかですｗ
彼女と私とはこれ以来付き合うこともなく、挨拶をする程度の仲になってしまいました。
私の中国人との恋愛歴は初戦敗退でスタートしました。
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中国語を覚えれば出会いの場が広がりまくる！
