中国ではPM2.5対策のためにセメント工場などを爆破しまくってますっ!

 

昨日、午後9時のニュースで中国関連のニュースを報道していたのですが、チャンネルを変えた途端に、カウントダウンしていたんですよ^^;

3・・・2・・・1・・・

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ドオ~ンっ!

 

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なんか出てきているぞ…。

 

他の現場でも…

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私はてっきり東トルキスタンの独立運動のレジスタンスの攻撃か、はたまた神舟X号でも打ち上げたのかと思いましたよ^^;

現在、中国では全人代(日本で言う国会ですな)が開かれております。 大幹部たちがおおよその方針を決め、決意表明をするだけなので、別に議論をする場ではありません。トップが言うことに賛成して拍手する。反対意見なんて本当に少ないです。

北朝鮮国家がやっている「集会」に毛が生えたようなもんです。

そんな集会では、反日コメントも目立ちましたが、反日活動は言わばお花畑のファンタージ。反日をちょっぴり煽って外敵を作り、グチャグチャなうちわを固めるという手法はすでに常套手段です。 しかし、当面の現実的な課題としては人体に悪影響が出まくっているPM2.5を中心とした「環境問題」です。

すでに呼吸器系がイカれている人々も多く、呼吸器系、肺などの間者は年々増加の一途をたどっています。

私も出張で中国に行くことがありますが、まったくここ2年はキツイ空気です。 灰色っぽい空に汚臭が立ち込めていますし、間違いなく有害物質を吸っているという実感があります。

「PM2.5が発生したのは、野放図な経済発展が原因だ」と李克強首相が言っていましたが、なんだか「中国人たちに対する天罰だね」と聞こえてしまいました^^;

中国だけで事が済むわけではないですし、日本やモンゴル、ロシア、台湾、東南アジアに悪影響が出ているので、日本としては一刻も早くこの問題を解決したいところです。

さて、セメント工場をぶっ飛ばしたところで空気が果たして良くなるのか? 全人代に合わせた見せしめパフォーマンスにしか見えませんけどね。 石家庄では、昨年末に17箇所のセメント工場が爆破されていますし、もちろん、工場経営者や従業員には何ら保証もありません。

昨日のテレビでは農村出身の男性が貧しい身で一代でセメント会社を築き、70人の従業員を抱えていましたが、いきなり通告が来て爆破されたとのことでした。

涙こそみせていませんでしたが、こういうのは本当に気の毒ですね。 こうした、農村出資の政府機関にコネの薄い経営者の工場は片っ端から爆破されていくのでしょうね。

 

中国ニュース

Posted by bakudon