日本人男性の草食化って言うけど…結局はお金がないからでは？

2016/02/05

もうすぐ旧暦の正月ですね！

The・春節

今年は２月７日が大晦日、８日が新年です。

中国だけでなく韓国・朝鮮、ベトナムなど多くのアジア諸国では旧暦の正月の方が圧倒的にメイン何ですよね。私も中国に駐在、留学した経験はありますが、特に旧暦の正月を祝う気持ちは…ほとんど湧いてきません。やっぱり風習が違うし、中国にいたと言っても2,3年程度ですからあちらのイベント事が身体に染み付くにはまだまだ時間が足りないのでしょう。春節を中国人の彼女と過ごしたこともありました。もちろん楽しかったです。農村に行ったり、色々な料理を食べたり、爆竹を鳴らしたり。

趙さんの実家（農村）に行って来ました^^;

ただ、「新年を祝う」気持ちにはなれないですね～。

日本人なので陽暦の大晦日、除夜の鐘、年越しそば、元旦、雑煮、おせち料理、お屠蘇、三が日…。中国で過ごした陽暦の正月はそれはそれは苦痛でした。あちらの人は全然祝いませんから、年越し雰囲気全くのゼロ！ものすごく寂しかったです。逆に、日本で暮らしている旧暦サイドの外国人も寂しい思いをしているのだろうな…と。

中国人実習生の李華ちゃんの同僚たちから年越し一緒にどうよ？と、誘われていますが、ちょっと社交辞令っぽいので多分行かないと思います。顔を出して酒と肴を届ければ良いかな…と思っています。

他にも中国人の知り合いから「週末に公民館で水餃子パーティーをやるから来ない？」と誘われています。こっちには行ってきます！中国以外の外国人たちも来るのでお知り合いになれたら面白そうです。

「女の子と…知り合えるチャンスかもよ！婚活だ婚活！」

と、煽られましたが、公民館での出会いなので所帯持ちの人が多いでしょうね。そんなこと考えずに餃子包んできます。
さて、表題の件。

最近はそれほどメディアも言わなくなりましたが草食系男子。今年になってからは芸能人のスキャンダル、政治と金の問題で騒がしく国民的ひまネタにまで手が回らないのが実情なんでしょうね。ゴシップ誌。草食系って単語はすでに定着してしまいました。

恋人がいなくてもいい。寂しくない。
恋愛とコスパを比べて経済的な面を優先する。
性慾そのものが薄い。ネットで自己処理すればOK。
物欲すら薄い。美味しいもの、高級車、嗜好品に興味が無い。

若者の草食化が進んでいるとはいえ、これらを見るとつまるところお金が無いんですよね。親御さんも一杯一杯で子供を大学に通わせるだけでも身を削られる思いだと思います。大学に通わせても学費は奨学金制度を利用しているとか。私の職場の後輩でも大学の学費は奨学金制度を使い、今は毎月４万円ずつ返済していると言っていました。

私が大学生の頃も徐々に草食系が増えていった…時期だと思います。無駄な金を使うよりも、自転車通学とか定期代を抑えている人もいたし、飲みに行く回数もそれほど多くなかった気がします。女性に対してもタンパクな人が多かったです。私は普通にお金はなかったので、バイトばかりしていましたｗ

若い時に馬鹿なことにお金を使ったり、身分不相応なお金の使い方をすると面白いですよねｗ思い出になるし、そこで得られた経験もあるので「こんなことに金使うことよりも…」と今後の人生において有意義なお金の使い方を模索するようになります。

だけど、今の若者って本当にお金がないんだと思います。

草食化した若者を責める人もいますが、私はそうは思いません。小中高時代もご両親がギリギリやりくりしている姿を見ているし、一生懸命会社勤めしたところでリストラされたり、賃金カットされている姿を見ていたらお金の使い方に慎重になるし、手持ちの金だって少ないでしょう。

彼女のことよりも懐具合、コストパフォーマンスを考えてしまう。性欲も抑制され気味。

ある意味仕方がない。