中国人女性の結婚の意識と日本の共働きの現実
中国人女性が警戒する日本人男性との結婚後
御存知の通り、中国人女性は独立心が強く、働かずに専業主婦で満足する人は少ないです。自立していることが勲章であり、結婚、出産することがステータスとして非常に重要です。
日本では男尊女卑と思っている中国人女性も多いです。
下の文章は中国語を翻訳したものです。
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確かに今の日本には、家庭に戻ることを選択する女性がまだたくさんいますが、日本の意識は変わってきたと言えるでしょう。
Twitterで「日本人と結婚して、子守ばかりやるな」みたいなことを言われるたびに、"No!"と言い返したくなります。95年以降に生まれた高学歴の日本の男は「女は専業主婦であるべきだ」と思っているものです。
それに、今の日本の女の子は優秀な子が多いし、私の周囲の日本の女の子は、将来も必ず仕事を続けると言う子がほとんどです。
私の母親は、娘が日本人の彼ができたことを知ったとき、一番心配したのはこのことでした。今まで大切に育ててきた一人娘が、結婚しても子供と一緒に家にいることしかできないのではないか?でも、私は、彼氏に「専業主婦は絶対に嫌だ」とストレートに言っていたんです。
その時、彼は困惑した顔で「昭和じゃないんだから、女性が専業主婦になる必要はない。家事と子育ては分担するべきだと思うよ?" 君が十分に稼ぐのであれば専業主夫になってもいい!"と冗談を言ったほどです。
日本において専業主婦の流行はちょっと廃れつつあります。 もし、仕事をさせてくれない男性に出会ってしまったら、自立した強い女子は、手遅れになる前に別れればいいだけです。
外国人の恋愛は二つの文化のぶつかり合いで、本当に大変です。特に、中国と日本の間には乗り越えられない歴史があり、それを嫌う年長者や友人が、別れに対して忠告しに来たり、嫌味を言ったりすることもよくあります。 しかし、人は愛のために働くのは勇気がいることです。
最終的には、出身地や国籍に関係なく、みんなに好きな人ができるといいなと思っています ヽ(^o^)丿
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だそうです。
「日本社会は男尊女卑ではなくなってきた」「日本でも働く女性が増えてきた」という認識は広まってはいるものの、本質は全く理解できていませんね。日本人の大半も理解していないと思います。
女性が働くようになったのは、自己実現や自立した女性が増えたからというのも理由の一つではありますが、全てではありません。
日本の平均年収が激減し、奥さんが働かないと生活が苦しい。子供を育てることができなくなった。
女性と男性の賃金が同等になった。男性の給与が下がり、女性の給与が少し上がった。給与が同じなのだから、男性に魅力を感じなくなった。更に、非正規雇用が増え、結婚どころか実家から離れらずに生きていくのがやっと…という男性が増えた。
多くの女性が職場に進出したため、男性が就職しづらくなった。仕事のパイが減るわけですから当然です。
小泉政権から安倍政権の間に「専業主婦は悪」「働く女性は素晴らしい」「社会で働いている女性は輝いている」というプロパガンダが流行。働かない女性は駄目だという認識が広まりました。
私は結婚、出産後も本当に働きたいと思っているのであれば良いと思います。
ただ、働かないと肩身が狭いとか、ママ友はみんな働いているからという理由で働くのはどうかなと思います。
専業主婦は大変です。家事というのは重労働ですし、家族を支える最も根本的なものだと思います。家事を軽視し、専業主婦を悪とする風潮を作り出した日本政府やマスコミは本当に罪深いと思います。
日本人女性は本当に出産、結婚後も働きたいと思っているのか?
上記サイトを見れば明らかです。大手メディアの調査では30%ちょいが専業主婦希望ですが、マスコミの世論調査は調査ではなく、世論操作。またはマスコミの願望と言い換えて良いので、当てにしていません。
共働き夫婦が素晴らしいと思わされているんです。洗脳ですね。働かざるを得ないというのが本当の理由なのに、素晴らしいと吹聴されている…。
よく考えてみれば、男性一人が働くだけで妻、子供2~4人を立派に育てられる社会のほうがよほど裕福です。