中国の農村の人身売買は親戚すら誘拐犯に

 

中国の農村の人身売買は世界的に見てもあまりにも有名なので、こんなサイトを見るよりも、ググって検索した方が、良い記事がたくさんあると思います。

私が身近で見かけた…というか、直接耳にした人身売買の話しがいくつか有ります。

 

留学していた頃、私が通っていた大学の日本語学科の中国人学生と知り合いになりました。 言語交換をしたいと言ってきた中国人の農村娘です。

とてもおとなしくて、どうして日本語を勉強し始めたのかもわからない、積極的な性格でもなく、声も小さい。 中国人にしては珍しいなあと、当時思っていました。

彼女とはなかなか打ち解けることもできず、性格も別に私の好みでもなく、おっぱいやおしりもまっ平らでしたし、普通の言語交換の学生としか認識していませんでした。

中国人は自分の家族の話をするのが好きだし、聞かれるのも好きです。

私が日本の家族のことを話し、彼女の家族のことを聞いたら、急に口数が少なくなってしまいました。タダでさえ口数が少ないので、この時はなんとも思わなかったのですが。

で、両親と弟がいる…と小声で答えたのみ。

何かあったのかなと思って、その日は話題を変え、趣味の話をしました。

彼女とは言語交換以外ではほとんど逢うことはありませんでしたが、彼女はおしとやかで、中国女にありがちなギャースカ騒ぐ気質もなく、珍しいタイプで、もっと明るくなれば、絶対に男にもてると思っていました。

私は当時、何を考えていたか覚えていませんが、彼女の性格を明るくしたい、男性にモテるようになればいいなと思っていました^^;

そこで、食事に誘ったり、公園を一緒に散歩したり、彼女との時間を作り半ばデートのようなことをしていました。当時は、全然デートという感覚ではなく、私もその気は全くなし。言語交換の一環として交流していました。

彼女も私と打ち解け始め、笑い話もするようになり、いろいろな話をしてくれるようになりました。

私は、彼女が自分の家族のことを話す時に、非常に寂しそうな顔をしていたので、

「家族の話をした時、とても暗い顔をしていて寂しそうだったけど、何かあったの?」

と聞いてみました。

彼女は急にそわそわし始めたので、言いたくなかったら別に言わないでと伝えました。

彼女はそれでもなんとか話そうとしており、ゆっくりと話してくれました。

彼女の母親は父親と同じ村ではなく、他省の農村から来た娘で、出会いは突然だったそうです。

彼女の父の家は貧しく、嫁の来てがなかったため、父は知人に頼んで嫁を紹介してもらったそうです。

でも、それは決して紹介などという生易しいものではなく、父の知人の従姉妹の娘を、父の知人が「いい仕事があるから紹介してやる」と言って、彼女の父のいる村まで誘拐同然に連れ去り、そこで結婚したそうです。

「家が貧しいので、私が大学には入れたのは本当に奇跡」

と言っていました。

母親は騙されて、彼女の村に連れて来られ、そこで結婚したそうです。 もちろん、その友人には数千元支払われたそうですが。

人身売買ですね。

夫婦仲は決して良くはなかったですが、母親も帰京することは半ば諦めていて、子供を二人設けたことだから、腹をくくったらしいです。

両親の馴れ初め話なんて、出来るもんじゃないと彼女はこぼしていました。

中国の貧しい農村では、花嫁とするための誘拐が起こっています。 貧しい村には嫁の来てがない…。

人身売買は犯罪組織が関わっているケースが多数ですが、中国では血縁者ですら、金のために身内を売ります。身内を死ぬほど大切にするのが中国人ですが、その身内ですら売り物にしてしまうとは、よっぽど貧しいんでしょうね…。

「私は農村で暮らしたくない。大学を卒業すれば都市の戸籍をもらえるから」

彼女とは留学期間が終わってから連絡を取っていませんが、頭のよい娘だったので、きっとそれなりの企業で働いているはずです。

 

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