台湾人が日本に来て受けたカルチャーショック
台湾と日本は文化的に近いところもあり、台湾人の多くはアニメやドラマ、映画を通じて日本を何となく理解しているようです。
しかし、見ると聞くとは大違い。実際に来日して日常生活に触れてみると驚くべきことが多いようです。
遊園地でコスプレをする友達や親子
日本では家族や友人と一緒に遊園地に行く際、コスプレをしている人たちがいることに驚いていました。普通の遊園地ではあまりいないだろうけど、ディズニーランドではキャラクターのコスプレをしている人は多いでしょうね。
アキバや若者が多く集まる渋谷などでもアニメ系のコスプレをよく見かけます。
台湾人はこのような光景に驚くものの、元々日本のアニメが好きという人も多いので、真似をしたくなるそうです。真似をしたいけれども自分一人では恥ずかしいので、台湾人の友達に一緒にコスプレをしようと誘うのですが、基本的に断られてばかりだそう。
だったら日本人の友達と一緒にコスプレする…という台湾人も結構います。
アニメのコスプレをする、アニメキャラがかわいいと思ったら、自分のそのような恰好をしてみるという発想が、台湾人にとってとても新鮮に映るようです。
日本のインド料理が美味すぎて大仰天!
日本には大都市、地方都市はもちろん、小さな町にもインド料理屋があります。
日本人はそもそもカレー好きであるし、海外のカレーにも大変な興味を持っているので、新規開店のインド料理屋にはお客が殺到するのものです。
大変受けが良いため、インド人、ネパール人がこぞって日本でインド料理屋をオープン。その分競争が激しくなり、サービスと品質が向上し始めました。10年くらいまでは「レトルトのインドカレー」を平気で客に出す店も少なくありませんでした。
日本のインド料理に舌鼓を打つ台湾人は少なくありません。
「なぜこんなにうまいのか!?」
「ルーもたくさんあるし、どれもおいしい。選ぶのが超楽しい!」
「美味しすぎて来日してからインド料理屋を食べ歩きしまくっています!」
台湾ではあまりインド料理はありませんが、日本にあるインド料理屋のレベルだったら足しげく通いたいと言っておりました。
日本の通勤電車は修羅の国
日本の通勤ラッシュに驚くのは台湾人だけではありません。他の外国人も一様に驚きます。
とてもせわしなく、普段は温厚な日本人なのに、押し合いへし合いして電車を乗り降り。肩がぶつかったと言って口論になるものや、ハンドバックやリュックがちょっとぶつかっただけで舌打ちをして睨み付ける人…怖くてしょうがないそうです。
異様な殺気が充満していて本当に日本なのか…?と、普段の温厚な態度とギャップがあり過ぎて、ギャップ萌えならぬギャップ引きに襲われるようです。
そういえば、台湾はバスやバイクでの通勤が多いですものね。
日本男児は化粧もする
日本人の男性はメイクと言っていいほど外見に気を使います。
髪をとかすのはもちろんですが、髭、鼻毛、眉毛、爪も細かいところまで手入れをしています。
また、台湾人男性と違って体毛の濃い人が多いためか、腕毛やすね毛もツルっつるに剃っている若者が少なくないので驚きました!
台湾人の男性はというと…。身だしなみに無頓着でムダ毛の手入れも適当。ていうかしていない。鼻毛出しっぱ、口髭も左と右の長さが違うし…。コンタクトレンズよりも眼鏡を好むし、眼鏡もダサい…。
台湾人女性は結構見ていますね…。
日本人男性のこざっぱり感と自国の男性を比べてげんなりしてしまうこともあるようです。